ふらの山P研究会にて
今日はふらの山P研究会の役員会がありました。
この会は、富良野地区において山Pを実践する農業者の集まりで、昨年の9月に設立しました。
15人程で設立したこの会も、どうやら来年度からは25人以上に増えそうです。
徐々にこの山Pも認知され、広まりつつあります。
今日は新年度の総会に向けた話し合いでした。
様々な情報交換もしましたが、山Pを実践している酪農家の臭いが劇的に改善されているそうです。
牛糞に光合成細菌を散布することにより堆肥化が進みやすくなり、悪臭を抑制しているようです。
また今日は、昨年より株式会社化した農家の社長さんと話をする機会がありました。
実は、当牧場も4月より株式会社となり、僕が代表取締役となる予定です。
会社を運営していく上での様々なテクニックや考え方を教えていただきました。
僕は最近、会社運営や資金繰りなどを考え、悩み眠れない日々が続いていました。周囲に不満などを漏らしていましたが、この社長の人としての大らかさを目の当たりにして、最近の自分の器の小ささを反省しました。
不安を周囲に漏らす前に、牧場の代表としてまだまだ考え、学ぶことがあるのではないかと感じました。
これから、家族はもとより従業員を背負っていく身として引き締まる思いでした。
この会は、富良野地区において山Pを実践する農業者の集まりで、昨年の9月に設立しました。
15人程で設立したこの会も、どうやら来年度からは25人以上に増えそうです。
徐々にこの山Pも認知され、広まりつつあります。
今日は新年度の総会に向けた話し合いでした。
様々な情報交換もしましたが、山Pを実践している酪農家の臭いが劇的に改善されているそうです。
牛糞に光合成細菌を散布することにより堆肥化が進みやすくなり、悪臭を抑制しているようです。
また今日は、昨年より株式会社化した農家の社長さんと話をする機会がありました。
実は、当牧場も4月より株式会社となり、僕が代表取締役となる予定です。
会社を運営していく上での様々なテクニックや考え方を教えていただきました。
僕は最近、会社運営や資金繰りなどを考え、悩み眠れない日々が続いていました。周囲に不満などを漏らしていましたが、この社長の人としての大らかさを目の当たりにして、最近の自分の器の小ささを反省しました。
不安を周囲に漏らす前に、牧場の代表としてまだまだ考え、学ぶことがあるのではないかと感じました。
これから、家族はもとより従業員を背負っていく身として引き締まる思いでした。
新千歳空港にて
今日から妻と子供たちは、妻の実家に遊びに行きました。
僕は仕事で行けないので、空港までお見送りです。
初公開の奥様。ハートのサングラスがとても似合っています。
新千歳空港はとても広く、新しいテーマパークも増えたので、子供たちはとても楽しんでいました。
これから3週間お世話になります。
お義父さん、お義母さんよろしくお願いします。
さて、家族の見送りを終え家に戻ってみると、先日青年部の札幌研修の合間に作ったメガネが届いていました。
実は僕、大のメガネ馬鹿でございます。
この第7号メガネ君は、「POKER FACE × 與市(よいち)」のフレームで、光沢感がありエッジの効いた仕上がりが非常に男心をくすぐる逸品です。
普段は帯広市のalfettaというメガネ店が僕の御用達なのですが、札幌で浮気をしてしまいました。
メガネの話となると長くなるので、この辺でやめておきます。
僕は仕事で行けないので、空港までお見送りです。

初公開の奥様。ハートのサングラスがとても似合っています。
新千歳空港はとても広く、新しいテーマパークも増えたので、子供たちはとても楽しんでいました。

これから3週間お世話になります。
お義父さん、お義母さんよろしくお願いします。

さて、家族の見送りを終え家に戻ってみると、先日青年部の札幌研修の合間に作ったメガネが届いていました。
実は僕、大のメガネ馬鹿でございます。
この第7号メガネ君は、「POKER FACE × 與市(よいち)」のフレームで、光沢感がありエッジの効いた仕上がりが非常に男心をくすぐる逸品です。
普段は帯広市のalfettaというメガネ店が僕の御用達なのですが、札幌で浮気をしてしまいました。
メガネの話となると長くなるので、この辺でやめておきます。
薬用植物の可能性
昨日から今日にかけて、JAふらの青年部の研修で札幌に来ています。
昨日は北海道医療大学にて薬用植物の栽培についてのセミナーがありました。
青年部では、南富良野の休耕地を活用して何か新規作物に挑戦できないかと考え、今回のセミナーに至りました。
薬用植物とは、医薬品やサプリメントなどの健康食品に使われる成分を得るための植物です。芍薬(シャクヤク)や朝鮮人参などです。
薬用植物は、メーカーとの契約栽培の必要があります。種や苗もメーカーから直接供給されます。
植え付けから収穫まで、2年から、植物によっては5年かかります。その間収入はありません。
農薬も使えず、病気が広がると防ぎようがないということです。
また、収穫物の薬用成分が基準に達していないと、メーカーが買い取りに応じてくれないです。
これだけ見ると、かなりリスクの高い分野だなと感じます。
しかし、現在薬用植物の9割は中国からの輸入です。最近は中国国内での需要も高まり、10年後には日本国内での供給が間に合わなくなるそうです。
さらに、中国からの輸入ということで、品質管理に疑問があります。メーカーも国内産のものも積極的に受け入れたいらしく、伸びしろのある分野とも思いますが、まだ情報が足りないなと感じます。

構内には薬用植物を栽培している温室がありました。
2/5から札幌にて雪まつりが開催されます。
ポスターが良かったので写真を撮ってきました。
昨日は北海道医療大学にて薬用植物の栽培についてのセミナーがありました。
青年部では、南富良野の休耕地を活用して何か新規作物に挑戦できないかと考え、今回のセミナーに至りました。
薬用植物とは、医薬品やサプリメントなどの健康食品に使われる成分を得るための植物です。芍薬(シャクヤク)や朝鮮人参などです。
薬用植物は、メーカーとの契約栽培の必要があります。種や苗もメーカーから直接供給されます。
植え付けから収穫まで、2年から、植物によっては5年かかります。その間収入はありません。
農薬も使えず、病気が広がると防ぎようがないということです。
また、収穫物の薬用成分が基準に達していないと、メーカーが買い取りに応じてくれないです。
これだけ見ると、かなりリスクの高い分野だなと感じます。
しかし、現在薬用植物の9割は中国からの輸入です。最近は中国国内での需要も高まり、10年後には日本国内での供給が間に合わなくなるそうです。
さらに、中国からの輸入ということで、品質管理に疑問があります。メーカーも国内産のものも積極的に受け入れたいらしく、伸びしろのある分野とも思いますが、まだ情報が足りないなと感じます。

構内には薬用植物を栽培している温室がありました。

2/5から札幌にて雪まつりが開催されます。
ポスターが良かったので写真を撮ってきました。
ふらの 牧場訪問
実は乳牛レースに向かう道中、従業員M輝君と共に、富良野で名高い酪農家を見学させていただきました。
今回はK牧場とO牧場です。僕はどちらの牧場もとても尊敬し、目標としています。
M輝君にはこの2つの牧場を見て、刺激を受けてほしいと思って連れてきました。
まずはK牧場。ここは乳牛の遺伝的改良がとても進んでおり、1頭当たりの乳量が非常に高く、かつ乳質が非常に良いとても牛を大事に飼養している牧場です。いつもここに来ると、牧場主とその家族がいかに牛に愛情を持って接しているかがわかります。
残念ながら話に夢中になり、ろくな写真がとれなかったのでまたの機会に写真は掲載します。
次は泣く子も黙るO牧場。
ここは去年、1頭当たりの生産乳量が全国2位となった牧場で、搾乳牛舎は去年新築しています。
まるで、セントラルドグマのよう。
内装の美しさだけではなく、非常に作業効率を考えられた設計で去年初めて見たときはとても感心したことを覚えています。
どちらの牧場も、いかに牛に関心を持って接しているかがM輝君にも伝わったようです。
いろいろ興味深い話もしていただいて、M輝君にはとても刺激になったのではないかなと思います。
牧場で長居をしすぎて、危なく乳牛レースに間に合わなくなるところでした。
今回はK牧場とO牧場です。僕はどちらの牧場もとても尊敬し、目標としています。
M輝君にはこの2つの牧場を見て、刺激を受けてほしいと思って連れてきました。
まずはK牧場。ここは乳牛の遺伝的改良がとても進んでおり、1頭当たりの乳量が非常に高く、かつ乳質が非常に良いとても牛を大事に飼養している牧場です。いつもここに来ると、牧場主とその家族がいかに牛に愛情を持って接しているかがわかります。
残念ながら話に夢中になり、ろくな写真がとれなかったのでまたの機会に写真は掲載します。
次は泣く子も黙るO牧場。
ここは去年、1頭当たりの生産乳量が全国2位となった牧場で、搾乳牛舎は去年新築しています。

内装の美しさだけではなく、非常に作業効率を考えられた設計で去年初めて見たときはとても感心したことを覚えています。
どちらの牧場も、いかに牛に関心を持って接しているかがM輝君にも伝わったようです。
いろいろ興味深い話もしていただいて、M輝君にはとても刺激になったのではないかなと思います。
牧場で長居をしすぎて、危なく乳牛レースに間に合わなくなるところでした。
ホクレン家畜市場 乳牛レース
毎週水曜日は、旭川でホクレン中央家畜市場が開催され、乳牛をはじめ様々な牛が売買されます。
第3水曜は乳牛レース、さまざまな乳用メス牛が集まってせりにかけられます。
鹿野牧場からも3頭の育成牛を出品しました。
早朝に積み荷のトラックが牛を迎えに来ます。
積み荷前の牛の様子です。この牛は一番自信があり、30万円は超えてほしいなとか考えていました。
さて、いよいよ市場にたどり着き、次から次へと牛が競り落とされていく中、シカノ牛の出番です。
結果は・・・。
3頭合わせた合計金額は、目標より3・4万円下回る結果となってしまいました。
今日は根室地区の市場の日程とかぶってしまい、購買力のあるバイヤーはそちらに流れたため、全体的な相場が下がってしまったとのこと。
それでもがんばった方だと、JAふらの畜産課長に慰められました。
ちなみに同クラスの本日のトップセールスは30万2千円でした。
まだまだだなと反省しつつ、明日からまた牛を磨く日々に戻ります。
第3水曜は乳牛レース、さまざまな乳用メス牛が集まってせりにかけられます。
鹿野牧場からも3頭の育成牛を出品しました。

早朝に積み荷のトラックが牛を迎えに来ます。
積み荷前の牛の様子です。この牛は一番自信があり、30万円は超えてほしいなとか考えていました。

さて、いよいよ市場にたどり着き、次から次へと牛が競り落とされていく中、シカノ牛の出番です。
結果は・・・。
3頭合わせた合計金額は、目標より3・4万円下回る結果となってしまいました。
今日は根室地区の市場の日程とかぶってしまい、購買力のあるバイヤーはそちらに流れたため、全体的な相場が下がってしまったとのこと。
それでもがんばった方だと、JAふらの畜産課長に慰められました。
ちなみに同クラスの本日のトップセールスは30万2千円でした。
まだまだだなと反省しつつ、明日からまた牛を磨く日々に戻ります。
土との調和とは
今日は北大にて、「オーガニックサポート ヤマカワプログラム大公開」と銘打った土づくりセミナーが開催されました。
ヤマカワプログラム(以下ヤマP)に関しては過去の記事を参照ください。
北大に入るのは初めてなので楽しみにしていたのですが、あいにくの大雪で構内の様子はあまり楽しめませんでした。
セミナーには、全道各地より200名近くの農業者が集まりました。
山川氏は、この参加者のほぼすべての土地へ伺い、話を聞き、畑を掘っています。今日はセミナーを聞きに来たというより、山川氏を慕う有志が集まったという感じでした。冒頭の30分は山川氏が接してきた農家をひとりひとり紹介していきました。
会場内では、昨年ヤマPを通じて出会った方々にお会いすることができました。
さて講演内容ですが、㈱やぶ田ファームの薮田氏による「ヤマP誕生物語」では、ヤマP誕生の経緯が面白おかしく解説され、とても楽しい内容でした。中でも山川氏が、菌の作用で畑の耕盤層を壊そうと閃いたというくだりはとても興味深iい内容でした。この方のブログは、ヤマPに出会ったときに何度も参考にさせていただきました。
最後に山川氏による「THEヤマカワプログラム2014」という講演がありました。
光合成細菌とは、土のスープとは、もみ殻を使った堆肥作りについて説明がありました。
僕はこの講演は、ヤマPを使った技術的な解説があるのかなと思っていました。
ヤマカワプログラム(以下ヤマP)に関しては過去の記事を参照ください。

北大に入るのは初めてなので楽しみにしていたのですが、あいにくの大雪で構内の様子はあまり楽しめませんでした。
セミナーには、全道各地より200名近くの農業者が集まりました。
山川氏は、この参加者のほぼすべての土地へ伺い、話を聞き、畑を掘っています。今日はセミナーを聞きに来たというより、山川氏を慕う有志が集まったという感じでした。冒頭の30分は山川氏が接してきた農家をひとりひとり紹介していきました。
会場内では、昨年ヤマPを通じて出会った方々にお会いすることができました。
さて講演内容ですが、㈱やぶ田ファームの薮田氏による「ヤマP誕生物語」では、ヤマP誕生の経緯が面白おかしく解説され、とても楽しい内容でした。中でも山川氏が、菌の作用で畑の耕盤層を壊そうと閃いたというくだりはとても興味深iい内容でした。この方のブログは、ヤマPに出会ったときに何度も参考にさせていただきました。

最後に山川氏による「THEヤマカワプログラム2014」という講演がありました。
光合成細菌とは、土のスープとは、もみ殻を使った堆肥作りについて説明がありました。
僕はこの講演は、ヤマPを使った技術的な解説があるのかなと思っていました。