YOU CAN (NOT) REDO.

デントコーン播種、順調に進んでいます。
明日には終わりそうです。
写真は子供達と石拾いをした圃場です。播種しながらトラクター内で撮影したので少し見にくい写真ですみません。
種を撒きながら感じているのですが、心なしかいつもより土がフカフカしてるような気がしています。
土の色や質感も例年と違うような気がします。
今まで鹿野牧場でデントコーンを植える時は、
堆肥散布→プラウ→ロータリー→播種
といった感じで、何の工夫もなく行われていたためか、年々収量が減少傾向にありました。
今回は、
〈昨年〉光合成堆肥散布→土のスープ→スプリングハロー→〈今年〉光合成堆肥散布→パワーハロー→播種
という作業行程で、従来と全く異なっています。
実は不耕起栽培自体、初めてのことなので、早くも成果が出ているのかしれません。
また、堆肥作りに関しても例年とは全く異なります。
今年も米の収穫後に、籾殻を使っての堆肥作りをとても楽しみにしています。
デントコーンは9月中旬以降、収穫予定です。
今から楽しみです。
師匠、襲来
今日はヤマカワプログラム(ヤマP)の山川氏が牧場に来られました。
ふらのヤマP研究会会長、以前ブログで紹介した増水さん、これからヤマPを実践しようとしている近隣の酪農家なども集合しました。
この牧草畑は昨年秋よりヤマPを実践しています。
昨年秋に光合成細菌を添加した堆肥、土のスープを撒き、今年のゴールデンウィーク明けにも堆肥を散布しています。
ここは以前よりダイオウ(ギシギシ)が多いことが悩みでした。
今日はまだダイオウがあったので、ダイオウの近くを掘ってみました。
去年掘ってみたときは、牧草の根は地中20cmほどしか入っていませんでしたが、今日掘ってみると50cm以上根が地中に入っていました。
また、ルートマットと呼ばれる古い草が堆積したものがなくなり、耕盤層もありません。
地下50cmより下には粘土層があり、赤みを帯びていて、ここにまで根が伸びていました。
山川氏の弟子の船戸氏によると、赤みを帯びているのは、根がここまで届き、酸素が行き渡っているため粘土が酸化して赤くなっているとのこと。
そして、驚いたのはダイオウの根です。
山川氏が持っているのが、ヤマPを実施した牧草畑に生えていたダイオウです。
これはヤマPを実践していない圃場の従来のダイオウです。
写真では違いが分かりにくいかもしれませんが、ヤマPダイオウは太い根が1本だけ生え、その他に株元から毛細状の根が生えていたのに対し、
従来ダイオウは、太い根が株元から何本も伸びていました。
ちなみに、ヤマPダイオウの1本の太い根は去年のものです。
平たく言えば、ヤマPダイオウの根は随分勢力が弱まっていたということです。
山川氏はこの成果に大変満足しているようでした。
今日は、これからほかの地域の圃場も見て回る予定があったらしく、30分ほどで嵐のように去っていきました。
ふらのヤマP研究会会長、以前ブログで紹介した増水さん、これからヤマPを実践しようとしている近隣の酪農家なども集合しました。

この牧草畑は昨年秋よりヤマPを実践しています。
昨年秋に光合成細菌を添加した堆肥、土のスープを撒き、今年のゴールデンウィーク明けにも堆肥を散布しています。
ここは以前よりダイオウ(ギシギシ)が多いことが悩みでした。
今日はまだダイオウがあったので、ダイオウの近くを掘ってみました。
去年掘ってみたときは、牧草の根は地中20cmほどしか入っていませんでしたが、今日掘ってみると50cm以上根が地中に入っていました。
また、ルートマットと呼ばれる古い草が堆積したものがなくなり、耕盤層もありません。
地下50cmより下には粘土層があり、赤みを帯びていて、ここにまで根が伸びていました。
山川氏の弟子の船戸氏によると、赤みを帯びているのは、根がここまで届き、酸素が行き渡っているため粘土が酸化して赤くなっているとのこと。
そして、驚いたのはダイオウの根です。

山川氏が持っているのが、ヤマPを実施した牧草畑に生えていたダイオウです。

これはヤマPを実践していない圃場の従来のダイオウです。
写真では違いが分かりにくいかもしれませんが、ヤマPダイオウは太い根が1本だけ生え、その他に株元から毛細状の根が生えていたのに対し、
従来ダイオウは、太い根が株元から何本も伸びていました。
ちなみに、ヤマPダイオウの1本の太い根は去年のものです。
平たく言えば、ヤマPダイオウの根は随分勢力が弱まっていたということです。
山川氏はこの成果に大変満足しているようでした。
今日は、これからほかの地域の圃場も見て回る予定があったらしく、30分ほどで嵐のように去っていきました。