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ミドリのリフレイン

今年の夏は気温が低く雨が多いです。

例年だと牧草収穫の時期ですが、雨ばかりでなかなか始めることができません。

デントコーン畑にはヤマカワプログラムを施しています。

毎年3年ほど前に作った「土のスープ」を使っていましたが、今年は畑ごとに取り作り直しました。

以前山川氏に指導を受けたとおりに、特に水はけが悪く水たまりができやすい部分の土を集め土のスープを作りました。

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写真はヤマカワプログラム5日後のデントコーン圃場です。

黒くなっている部分は水だまりができていましたが、施行後は水が溜まりにくくなります。

土を取り直したおかげか例年より効果が高いです。

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一昨日、昨日と雨の合間だったので無理やり牧草収穫を始めました。

フォーレージハーベスターという作業機械で牧草を細断してバンカーサイロに詰めています。

なんとかバンカサイロー1基分詰め終りましたが先は長そうです。

天気ばかりはどうにもならないので、気長に晴れるのを待つしかありません。

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ダンプを運転するのは7月に婚活パーティー「サマーフェスティバル」を控えたM浦君。

入社から早くも1年が経ち、色々な作業をこなせるようになってきました。

「サマーフェスティバル」とは富良野市近郊で農業を営む男性と出会うことのできる1泊2日の婚活パーティーです。

写真では男前っぷりがわかりませんが、彼と出会いたい未婚女性はURL↓をクリック。

www.city.furano.hokkaido.jp/agri/docs/2016042100026/

他にも札幌市のフリーペーパー“おしゃべりbox”などの雑誌でも詳細が記載されているようです。

まだ締め切りまでに時間があり、何より女性の参加は無料なのでぜひ。

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シン土に至る棒、そして

最近のタマ。

すっかり牛舎が住みかになっています。

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 突然ですが、今年で36歳になります。

この齢になるとなかなか怒られるということもなくなるのですが、唯一二人の人物にはいまだに怒られます。

まずは妻。

そして・・・


今日は「ふらの山P研究会」の視察研修があり僕も久しぶりに参加しました。

視察先は置戸町の瀬口農産です。玉ねぎを20ha作付けており、4年ほど前からヤマカワプログラムを行っています。

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山P研究会の参加人数は18名。会が発足して3年目になりますが会員の熱心さには感心させられます。

午前中は好天に恵まれました。

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山川氏も現地に駆け付けてくれました。

僕は玉ねぎの事はよく分かりませんが、根を掘り出してみると会員からは驚きの声が聴かれました。

地上部の葉は頼りなく見えるかもしれませんが、その分地下の玉ねぎの部分に栄養が集中するようです。

そして根は主根よりもそれから枝分かれしている根を増やすのが重要で、それは全ての作物に共通するそうです。

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これはかなり驚いたのですが畑にドライバーピンを刺してみると、

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簡単に地下50~60cmに入っていきました。

耕盤層が無くなっている証拠です。

その他の詳細は追記にて。

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帰りの道中、音更の柳月に寄ってお土産を購入しました。

平日にも拘らず来客数の多さに驚かされました。

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掘るならば早くしろ、でなければ帰れ

例年通り5月の好天の後、一週間ほど長雨が続きました。

ようやく雨が上がり、夏らしい気温が戻りました。

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子供たちが遊んでいると、早くもセミを見つけていました。

天気も良くデントコーンが発芽してきたので、ヤマカワプログラムを実施します。

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畑に出向いて耕盤の土を採取しました。

去年以前の土のスープはあるのですが、畑の水たまりや発芽の悪い部分を解消するために土を採取しなおし新しく土のスープを作りました。

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長雨が続いたのもあり、排水性の悪い部分は水がなかなか抜けません。

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掘ってみると地下10cmほどに固い粘土質の耕盤層が存在しています。(写真中央あたり)

これより地下に水が行きにくくなり水たまりができやすくなるため、デントコーンも生育不良を起こします。

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耕盤の土を持ち帰り、ステンレスの鍋で水と土を煮て冷まし上澄みをろ過して完成です。

毎年ヤマカワプログラムを実施しているためか、土を煮ても以前のようなドブ臭さはしなくなりました。

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水はけのよい個所を掘るとこんな感じです。

耕盤らしいものは見られず、掘るのも楽です。

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土を採取しているとダイオウを発見しました。

これは播種前にパワーハローで砕かれた根から再生したものと思われ、ダイオウの生命力の強さがよく分かります。

ただこの土では耕盤が存在していなかったため、ダイオウの根は途中から枝分かれしています。

耕盤がある場合は、ダイオウの主根のみが耕盤を突破し深度層の栄養分を独占し反映します。

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播種間隔22cmに広げた畑も無事に発芽していました。

実際見ると各々の芽が相当離れているので、それぞれの根が干渉せずにのびのび育つのを期待しています。
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hirovsushi

Author:hirovsushi
北海道、富良野管内
逃げちゃだめだ逃げちゃだめだニゲチャダメダ。

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