泣かないのかい?それも淋しいな

5/2、初めて和牛の繁殖雌牛から子牛が生まれました。
産まれたのを発見したのはおそらく分娩後一時間後で、子牛は母牛が綺麗に舐め終わった後でした。
今までホルのお産しか経験しておらず、分娩前に乳房がバンバンに張るイメージがありました。
和牛はそこまで分娩前に乳房の張りがなかったため油断していました。
ひとまず人工初乳を500mlほど飲ませ、母牛から直接飲むのを待つことにしました。
昼過ぎに様子を見に来ると、まだ飲んでないようだったので母牛の乳房まで促してみました。
かなりやきもきする動画です。
結局直接飲むことができず、しかもこれで元気を使い果たしたのかぐったりしてしまいました。
この日は結構気温が低かったので、子牛は暖かい個別ハッチに移動して3日間母牛から手搾りした初乳と人工初乳を与えました。
今は母子ともに元気にしていますが、やはり分娩後の処置は初めてだったこともありかなり戸惑いました。
ちなみに子牛はメスなので牧場で繁殖雌牛として育てます。
これで繁殖雌牛は17頭まで増えました。

ゴールデンウィークが終わってようやくこの辺りの桜も満開になりました。

そろそろデントコーン作業を行いたいのですが、なかなか天気が良くならず気温も低い日が続いています。