I ガラシよ、神話になれ

今日はふらの農協の総代会がありました。
青年部の部長は300人以上いる総代の前でTPP決議案の読み上げをさせられます。
今年の部長は堂々としていましたが、来年は僕の役回りなので、見ていて胃が痛くなりました。
話題は変わり、今日は突然山川氏からの着信が。
前々回のスラリーの記事をみてうれしくなったといって電話をくれました。まあ、通話中の8割は怒られていましたが・・・。
今回の怒られた内容としては・・・、
鹿「元牧草畑にデントコーンを作付ける場合、今までは除草剤を3回(牧草枯らす→播種時の土壌処理→4葉期の茎葉処理)使っていたがやり過ぎな気がしている」
山川氏「デントコーン畑に草ひとつないという状態は偏っている状態だ。牧草とデントコーンの根はうまく住み分けるものだ。掘ってみてみろ。どうしても牧草が邪魔という時は今までよりかなり除草剤量を減らして撒くと良い。そうすることで、デントコーンがうまく住み分けをして根を張るはずだ」
鹿「いずれは化学肥料を使わずに牧草を収穫したい」
山川氏「化学肥料が全くの悪というわけではない。そればかり使って作物を育てようとするから畑に不調和が起きる。まずはスラリーを撒いて、それから味付け程度に微量の化学肥料を撒くことで、効きがかなり良くなるはずだ」
山川氏「あまり考えるな。掘ってもいないのに土の中を妄想して余計なことをするな。堆肥やスラリーが臭わなくなったのはどうしてだ。光合成細菌をかけて後は何もしてないだろう」
鹿「oh・・・」
山川氏「余計なことを考えずに、自然に寄り添っていけばよい結果が得られるはずだ」
鹿「わかりました、考えてみます」
山川氏「だから考えるなっての」
昨年一緒に昼食をとった席では、「あんたはヤマカワプログラムの半分はわかってきた」とほめられましたが、今回はあともう一歩だと言われました。
今年一年、畑や牛がどのように変化していくのかとても楽しみです。
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