君はよくやってる えらいよ

完全にネタ切れなので、コレクションボックスを撮影しときました。
どこに焦点を当てたいのか完全に迷った末の写真。

先日の大雪は交通が一時マヒするほどで、道内各地で停電も発生していました。
雪が降って喜ぶのは犬と子供たちで、臨時休校になったこともあり、かまくらを作って遊んでいました。

休日を利用して牧場の牛乳を使ったモッツァレラチーズ作りに挑戦しました。
写真はクエン酸などで分離させた牛乳をカードとホエーに分けている様子。

分離したカードは熱湯を使って練り上げ、氷水で冷やして完成です。

完成品。

出来立てのチーズはピザトーストにしました。チーズ以外の具剤も弟君が切りました。
もちもちした食感で美味しくいただけました。弟君の初めてのチーズ作りは成功に終わりました。

今年最後に生まれたのは、受精卵移植の和牛雄牛でした。
母牛は初産のホルで、直接飲ませるのは初の試みでしたが上手に飲ませていました。
和牛の母牛よりたくさんお乳が出るので、子牛はいつもよりお腹いっぱいなのかなと想像していました。
今年度の酪農経営は年度初めから非常に厳しい状況でした。
税理士指導のもと毎月損益計算書を算出していますが、4月から粗利も出ない状況になりました。
報道等で報じられている通り、ウクライナ危機、円安などによる飼料、諸材料価格の高騰、個体販売価格(特にホル)の急速な悪化などが原因です。
新型コロナウィルスの影響も収まらず、生乳需給もかなり逼迫しており、加工原料乳在庫の積み上がりも懸念材料になったままです。
このような状況がずっと続く中で生き残りを模索してきましたが、今年度をもって生乳出荷は撤退し和牛元牛生産に完全に切り替えることにしました。

繁殖雌牛の頭数は30頭にも満たない状況でまだまだ和牛一本に絞るのは心もとない状況です。正直5年は早いと思っています。
ですが、搾乳の大きな設備投資の返済がほぼ終わり、鹿野牧場は次なる設備投資の岐路に立たされており、これから先の見えない状況でこれ以上搾乳の設備投資ができるのかを考えた結果の結論です。
従業員の皆さんには何かと迷惑をかける結果になってしまい、申し訳ない気持ちでいっぱいです。
ですが、今後に向けて様々な対話ができたことに大変感謝しています。

(拡大できます)
毎年恒例の牧場環境共励会は2連覇を達成。最後に一花咲かせることができました。
今年は牧草と麦わら収穫が重なったので、ほとんどM浦君一人で準備して共励会に臨みましたが見事な一位獲得に感心しました。
comments
comment form
trackback