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 先日山川氏の来訪があり、デントコーン畑の生育を確認して頂きました。

おおむね良好だが水はけの悪い部分があり、生育のばらつきが気になるということで一緒に圃場へ向かいました。

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写真中央あたりに若干へこんでいる部分があります。

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へこんでいる部分へ入ると発芽・生育が悪かったので、土を掘ってみました。

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地下10cmあたりに写真中央のような粘土層があり、これが水の流れを遮っていました。

デントコーンが生えていてもこの上部で根の進行が止まり、根にべちゃべちゃの土が付着していました。

粘土を持ち帰って土のスープを作り、翌日この水はけの悪い部分に光合成細菌と共に散布しました。

ちなみに同じ圃場で生育の良い部分でも粘土層がありましたが、団粒化しており根が入り込んでいました。

団粒化している部分は土でも粘土でも手でほろほろと砕くことができ、水も浸透しやすい状態です。

毎年ヤマカワプログラムを実施していますが、圃場内でも水はけの悪い部分は個別に実施しなければと助言して頂きました。

また、植物の生育のみならず畑を掘ってみなければわからないことがあるとも言われました。


話題は変わり、先週末の三連休は栃木に行ってきました。

このブログでも何度か紹介している農高教師のF沢君がついに結婚することになったからです。

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妻の実家に子供たちを預け、新幹線で栃木へ。

僕はこの齢になって初めて新幹線に乗りました。

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披露宴。

元帯広畜産大学の石田純一こと色男が緊張して青ざめている様子。

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無事に終わり二次会の様子。

もうこのメンツで会うこともなかなか無いかな。

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三次会。

ワインの美味しいバーに妻と三人で行きましたが、この辺まで来ると記憶がありません。

久しぶりに学生気分で楽しめましたが、調子に乗り過ぎて次の日はかなり具合が悪くなりました。

北海道と栃木で遠いですが、同じ畜産業界で頑張っている限りこれからも会う機会が訪れるでしょう。

結婚おめでとう。

せめて、ニダイメらしく

最近会議や忘年会で毎日のように外出していましたが、ようやく年末の忙しさもひと段落しました。

この辺りはすっかり雪景色です。

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子供たちは保育所が休みの日には外に出て雪遊びをします。

くうも遊んでもらえるので楽しみにしています。

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今日は妻の実家に帰省する家族を空港まで送りました。

毎年空港のクリスマスツリーの前で写真を撮るのがすっかり恒例になっています。



乳牛の搾乳作業にはミルカーという搾乳機器を使います。

ミルカーはきれいに拭いた乳頭に装着して、搾り終わると自動ではずれるようになっています。

以前そのはずれるタイミングを流量0.6から0.8に変更したと掲載しました。

一週間ほど前からはずれる流量を0.8から1.0に変更しました。(ミルカーの装着時間がより短くなりました)

M浦君に指摘されて気付いたことですが、最近乳頭の肌表面の質感が向上したように感じます。

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なぜこれほどミルカー装着時間に拘るのかというと、ミルカーはかなり強い真空状態で乳頭に吸い付くためです。

搾乳後半には牛も痛がりミルカーを蹴り落とそうとします。

乳頭がすべすべになったということはそれだけ負担が軽減したと考えられ、乳房炎対策として期待できそうです。



話題は変わり、突然ですがわたくし「ふらのヤマP研究会」2代目会長でした。

ヤマP研究会の事務局を務めて頂いていた農協職員の尾崎さんが農協を退職することになり、先日送別会を行いました。

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ヤマカワプログラムにほれ込み富良野管内の啓蒙・普及活動にご尽力いただきました。

僕がヤマPに興味を持ちはじめた際に山川氏を紹介して頂き、鹿野牧場に山川氏が初めて訪れた時にも立ち会っていただきました。

山川氏の講演会や現地視察も全てビデオ撮影してくださり、ヤマP研究会がこれほど盛り上がったのはこの方のおかげです。

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写真左より初代会長の宮本さん、二代目の僕、尾崎さん、三代目の坂口さん(金色の時計をしていましたがまさかロ〇ックスっすか?)、山川氏も駆けつけてくれました。

ヤマPが富良野に普及したのは宮本さんと坂口さんが山川氏に働きかけたのがきっかけです。

その後ヤマPを実践した畑が見違えていく様を見た尾崎さんがトリコになり、徐々に広がり研究会も立ち上がりました。

ふらのヤマP研究会は尾崎さんの退職を機に活動を終えることになるかもしれません。

山川氏も「もういいんじゃないかな」と仰っていた通り、十分富良野地区には普及したからです。

僕は本当にこの会が好きでとても寂しく感じています。2代目会長だったことも誇りに思っています。

尾崎さんは関東にある主に玉ねぎを加工する会社の会長に呼ばれ、そこでの転職が決まっています。

工場内には玉ねぎなどの残さの堆肥盤が臭いを放っているようで、山川氏の光合成細菌を試してみたいとおっしゃっていました。

またこの会社は北海道との取引が無いので、いずれは尾崎さんが営業所を立ち上げたいとの事でした。

僕は3年ほどの短い付き合いでしたが、本当にお世話になりました。

新天地でのご活躍を期待しております。

シン・ヤマカワプログラム

丁度一週間前に山川氏から電話がありました。

デントコーンの生育を心配していただき、「多段光合成細菌」を散布してみないかと提案されました。

以前ブログで紹介した圃場は良い生育ですが、水はけの悪い圃場では伸び悩んでいます。

多段光合成細菌は特に植物の生殖細胞に働きかけ、伸長にも有効とのこと。

近年秋まき小麦や玉ねぎへの散布を推奨されており、小麦では茎の分けつに、玉ねぎでは身の成長に成果をあげられているようです。

というわけで7/22に伸びの悪い圃場に散布しました。

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(before)

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(after)

7/25現在の様子。同じところを撮ったつもりでしたがちょっと間違ったかもしれません。

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近くで見るとこんな感じです

好天にも恵まれ茎も太くなってきました。多段光合成細菌により実の付きも良くなるらしいのでこれからの生育が楽しみです。

話題は変わり、今年も牧場環境共励会の時期が近づき搾乳舎を含む牧場環境の清掃を進めています。

搾乳舎の天井を清掃するために秘密兵器を投入しました。



その名も「くもの巣キャッチャー」



2mほど伸び、さらに先端が回転することにより、くもの巣を綿あめのようにからめ取ることができる優れものです。

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(before)

高い天井に張っているくもの巣も


(after)

ちょっと画質がおかしくなってしまいましたが、素早く綺麗に除去できてとても便利です。

シン土に至る棒、そして

最近のタマ。

すっかり牛舎が住みかになっています。

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 突然ですが、今年で36歳になります。

この齢になるとなかなか怒られるということもなくなるのですが、唯一二人の人物にはいまだに怒られます。

まずは妻。

そして・・・


今日は「ふらの山P研究会」の視察研修があり僕も久しぶりに参加しました。

視察先は置戸町の瀬口農産です。玉ねぎを20ha作付けており、4年ほど前からヤマカワプログラムを行っています。

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山P研究会の参加人数は18名。会が発足して3年目になりますが会員の熱心さには感心させられます。

午前中は好天に恵まれました。

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山川氏も現地に駆け付けてくれました。

僕は玉ねぎの事はよく分かりませんが、根を掘り出してみると会員からは驚きの声が聴かれました。

地上部の葉は頼りなく見えるかもしれませんが、その分地下の玉ねぎの部分に栄養が集中するようです。

そして根は主根よりもそれから枝分かれしている根を増やすのが重要で、それは全ての作物に共通するそうです。

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これはかなり驚いたのですが畑にドライバーピンを刺してみると、

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簡単に地下50~60cmに入っていきました。

耕盤層が無くなっている証拠です。

その他の詳細は追記にて。

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帰りの道中、音更の柳月に寄ってお土産を購入しました。

平日にも拘らず来客数の多さに驚かされました。

続きを読む »

掘るならば早くしろ、でなければ帰れ

例年通り5月の好天の後、一週間ほど長雨が続きました。

ようやく雨が上がり、夏らしい気温が戻りました。

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子供たちが遊んでいると、早くもセミを見つけていました。

天気も良くデントコーンが発芽してきたので、ヤマカワプログラムを実施します。

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畑に出向いて耕盤の土を採取しました。

去年以前の土のスープはあるのですが、畑の水たまりや発芽の悪い部分を解消するために土を採取しなおし新しく土のスープを作りました。

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長雨が続いたのもあり、排水性の悪い部分は水がなかなか抜けません。

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掘ってみると地下10cmほどに固い粘土質の耕盤層が存在しています。(写真中央あたり)

これより地下に水が行きにくくなり水たまりができやすくなるため、デントコーンも生育不良を起こします。

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耕盤の土を持ち帰り、ステンレスの鍋で水と土を煮て冷まし上澄みをろ過して完成です。

毎年ヤマカワプログラムを実施しているためか、土を煮ても以前のようなドブ臭さはしなくなりました。

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水はけのよい個所を掘るとこんな感じです。

耕盤らしいものは見られず、掘るのも楽です。

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土を採取しているとダイオウを発見しました。

これは播種前にパワーハローで砕かれた根から再生したものと思われ、ダイオウの生命力の強さがよく分かります。

ただこの土では耕盤が存在していなかったため、ダイオウの根は途中から枝分かれしています。

耕盤がある場合は、ダイオウの主根のみが耕盤を突破し深度層の栄養分を独占し反映します。

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播種間隔22cmに広げた畑も無事に発芽していました。

実際見ると各々の芽が相当離れているので、それぞれの根が干渉せずにのびのび育つのを期待しています。
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Author:hirovsushi
北海道、富良野管内で逃げちゃだめだ、逃げちゃだめだ、ニゲチャダメダ。

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